人生で一番絶望した夜
「もう終わった。」
人生で本気でそう思った夜がある。
仕事も失い、お金も失い、自分が積み上げてきたものが一気に崩れた。
しかも、それは病気でも事故でもない。
自分の判断、自分の欲、自分の甘さが招いた結果だった。
だから誰も責められない。
暗号資産詐欺で300万円以上を失い、その後もFXで何度も資金を溶かした。
銀行口座を見るたびに現実を突きつけられる。
「あの時やらなければ…」
そんな後悔だけが何度も頭の中を回っていた。
あの夜は、本当に人生が終わったと思った。
お金以上に失ったもの
一番失ったのは自信だった
お金はまた稼げる。
そう言う人は多い。
確かに理屈ではその通りだ。
でも実際には、お金よりも失うものがある。
それが「自信」だった。
何をやっても失敗する。
また同じことを繰り返す。
自分は本当にダメな人間なんじゃないか。
そんな考えばかり浮かんでくる。
人と会う気にもならない。
電話にも出たくない。
LINEも消した。
電話番号も変えた。
私は何度も人生をリセットしてきた。
でも、本当はリセットしたかったのは人生ではなく、自分自身だったのかもしれない。
誰にも相談できなかった
失敗は恥ずかしい。
300万円以上も失ったなんて、人には言えない。
「バカだな」
「欲をかいたからだ」
そう思われるのが怖かった。
だから一人で抱え込んだ。
孤独は、失敗を何倍にも大きくする。
誰とも話さない日が続き、気づけば心まで動かなくなっていた。
「終わった」と思っても人生は終わらなかった
朝は何事もなかったように来る
不思議なことに、どれだけ絶望しても朝は来る。
最初は布団から出るだけでも精一杯だった。
歯を磨く。
顔を洗う。
コンビニへ行く。
その程度のことしかできなかった。
でも、それで十分だった。
人間はゼロになっても、小さな行動は積み重ねられる。
それが後から振り返ると、大きな違いになっていた。
神社へ向かうようになった
お金もない。
未来も見えない。
そんな時、私は神社へ行くようになった。
もちろん神社へ行ったから人生が変わったわけではない。
でも、不思議と心は少し軽くなる。
静かな空気の中で深呼吸すると、「今日だけ頑張ろう」と思えた。
大きな目標ではなく、「今日は生きよう」。
その積み重ねだった。
AIとの出会いで少しずつ前を向けた
ChatGPTは否定しなかった
そして、もう一つ大きかったのがAIだった。
ChatGPTは私を笑わなかった。
何度質問しても怒らない。
失敗しても責めない。
ブログを書くことも、
SNSを続けることも、
人生を整理することも、
全部一緒に考えてくれた。
もちろん行動するのは私自身だ。
でも、一人ではなかった。
その感覚は本当に大きかった。
人生は何度でも書き換えられる
52歳。
自己破産も経験した。
暗号資産詐欺にも遭った。
何度も人生をリセットした。
それでも今こうして文章を書いている。
昔の私は、「失敗は隠すもの」だと思っていた。
でも今は違う。
失敗したからこそ書ける記事がある。
挑戦したからこそ話せる経験がある。
誰かが同じ夜を過ごしているなら、
私は「終わらなかった人」として、この経験を伝え続けたい。
まとめ
人生が終わったと思う夜は、本当に苦しい。
私も何度も経験した。
でも今振り返ると、「終わり」ではなく「底」だった。
底まで落ちたからこそ、あとは少しずつ上がるだけだった。
今も完璧ではない。
まだ再起動の途中だ。
それでも昨日より一歩だけ前へ進めばいい。
人生は、思っているより簡単には終わらない。
だから今日もまた、前を向いて歩いていこう。
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次回予告
「人生終わった」と思った夜のあとにも、朝は必ず来ます。
次回は、その朝に私が何を考え、どうやって少しずつ立ち直ろうとしたのかを書こうと思います。


