暗号資産詐欺で300万円以上失った話
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「簡単に稼げる話」を信じたわけではなかった
私は暗号資産詐欺で300万円以上のお金を失った。
こう書くと、
「欲をかいたんだろう」
「怪しい話に騙されたんだろう」
と思う人もいるかもしれない。
もちろん結果だけ見ればその通りだ。
でも当時の私は、本気で将来を変えようとしていた。
人生を立て直したかった。
会社に依存しない収入が欲しかった。
50代になっても働き続けなければいけない現実を前にして、不安もあった。
だからこそ、「新しい時代の波に乗りたい」と思った。
その気持ちが結果的に大きな失敗につながった。
今日は、その話を書こうと思う。
暗号資産ブームに乗った
数年前、暗号資産は大きな話題になっていた。
ビットコインが上がった。
イーサリアムが上がった。
SNSでは成功談ばかり流れてきた。
数十万円が数百万円になった。
数百万円が数千万円になった。
そんな話が毎日のように目に入った。
私はもともと投資に興味があった。
株もFXも経験していた。
だから「自分だけは大丈夫」と思っていた。
これが後から振り返ると、一番危険な考え方だった。
なぜ信じてしまったのか
今なら分かる。
私はお金が欲しかったわけではない。
本当に欲しかったのは安心だった。
将来への安心。
老後への安心。
人生をやり直せるという安心。
そしてもう一つ。
誰かに認められたい気持ちもあった。
私はこれまで何度も挑戦してきた。
海外にも行った。
会社も作った。
いろいろな仕事を経験した。
でも大きな成功は手に入らなかった。
だから心のどこかで、
「今度こそ」
と思っていたのだ。
冷静な投資判断ではなく、感情が判断していた。
気づいた時には遅かった
最初は利益が出ているように見えた。
画面上では数字が増えていた。
運営側からも連絡が来る。
コミュニティも活発だった。
だから疑わなかった。
しかし、ある時から出金できなくなった。
問い合わせても返事が来ない。
説明も曖昧になる。
嫌な予感がした。
そして、その予感は当たった。
お金は戻ってこなかった。
気づいた時には300万円以上を失っていた。
画面の数字はただの数字だった。
現実のお金ではなかった。
お金以上に失ったもの
実は一番つらかったのはお金ではない。
自分自身への信頼だった。
「また失敗した」
「何をやっているんだ」
「何を信じていたんだ」
そんな言葉が頭の中を何度も回った。
自己嫌悪だった。
情けなかった。
誰にも言いたくなかった。
でも今振り返ると、それも必要な経験だったのかもしれない。
私はそこで初めて気づいた。
人生を変える近道ばかり探していたことに。
人生は一発逆転では変わらない
氷河期世代として生きてきた私は、どこかで一発逆転を求めていた。
資格を取れば変わる。
海外へ行けば変わる。
起業すれば変わる。
投資で成功すれば変わる。
もちろん挑戦は悪いことではない。
私は今でも挑戦するべきだと思っている。
でも人生を変えるのは、一発逆転ではなかった。
毎日の積み重ねだった。
神社へ行くこと。
散歩すること。
ブログを書くこと。
noteを書くこと。
英語を勉強すること。
規則正しく生活すること。
地味だ。
地味すぎる。
でも今は、それが一番確実だと思っている。
失敗はネタになる
私は最近よく思う。
話のネタがない人生はつまらない。
挑戦しなければ失敗もしない。
失敗しなければ人に話せる経験も生まれない。
もちろん300万円以上失ったのは痛かった。
できれば失いたくなかった。
でも経験としては強烈だった。
ネットで調べた知識ではない。
実際に失った人間にしか分からない感情がある。
だから私はこの失敗も隠さない。
誰かが同じ失敗を防げるかもしれないからだ。
今は人生を立て直している途中
手持ち5円になった時もあった。
車を売ったお金も浪費した。
相変わらず失敗は多い。
それでも私は諦めていない。
人生は何歳からでも再起動できると思っている。
遅いかもしれない。
効率も悪いかもしれない。
でも進むしかない。
最近の私は神社へ行き、ChatGPTに相談しながら、少しずつ前へ進んでいる。
派手さはない。
けれど昔より確実に地面を見て歩いている気がする。
次回は、「友達0人になって気づいたこと」について書こうと思う。
孤独だった私が、なぜ今も前を向こうとしているのか。
その話を書いてみたい。
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