AI小説書いたら良い感じ(笑)

AI小説書いたら良い感じになったのでそのまま貼ります!(笑)
noteに掲載したよ➡「全次元統合協議会からの重要なお知らせ」(※原案私のAI小説)

ある朝、スマートフォンの画面に浮かび上がったのは、エイプリルフールでもスパムでもない、世界同時放送の公的通知だった。

『量子位相の収束に伴い、本日24:00をもって、並行存在している2つの主要パラレルワールド(世界A・世界B)は完全統合されます。リソースの制約上、存続できる世界線はどちらか一方のみです』

画面を見つめたまま、僕は冷めたコーヒーを飲み干した。 僕がいま生きているのは「世界A」。 そして、統合によって消滅するリスクを孕んでいるのも、この「世界A」だ。もちろん、向こう側の「世界B」にいる人間からしてみれば、消えるかもしれないのは「こちら側」なのだろうけれど。

「……向こうの俺は、うまくやってんのかな」

思わず独り言が漏れる。

ここ「世界A」の僕は、冴えないフリーランスのライターだ。家賃の支払いに追われ、昨夜も締め切りに追われて完徹したばかり。生きづらさと徒労感に満ちた、お世辞にも大成功とは言えない人生。

噂によれば、鏡合わせの「世界B」では、僕が5年前に諦めた夢を叶え、大手の出版レーベルで華々しく活躍しているらしい。あっちの僕はきっと、綺麗なマンションに住んで、美味しいものを食べて、笑って生きている。

そう考えると、ふっと心が軽くなるような、泥のような嫉妬が渦巻くような、妙な感覚に襲われた。

  • 向こうの世界が残れば、僕という「存在」は成功者として生き残る。
  • こちらの世界が残れば、僕は相変わらず泥臭く、不器用な毎日に頭を抱え続ける。

……どちらが良いのだろう? 向こうの華やかな人生の方が「正解」なんだろうか。でも、このパッとしない毎日の中で見つけた小さな幸せや、夜中に食べるカップラーメンのうまさや、くだらないことで笑い合った友達の顔は、あっちの世界にもあるんだろうか?

「それに……」

通知の最後には、一番肝心な「意識」についての注記が添えられていた。

【統合時の意識の扱いについて】 消滅する世界線の意識は消え去るのではなく、存存する世界線の意識へと**『完全統合(上書き融合)』**されます。あなたは消失するのではなく、「向こうの自分」の記憶と感覚を、一つの新しい人生の経験として受け入れることになります。

つまり、世界Aが消えても僕の意識は死ぬわけじゃない。世界Bの僕の頭の中に、「かつて別の世界で冴えないライターをやっていた記憶」として溶けていくのだ。逆に、世界Bが消えれば、あっちのエリートな僕の記憶が、今の僕の頭に流れ込んでくる。

「消える」のではなく、「混ざり合う」。 そう分かった瞬間、妙な度胸が据わった。

どちらが生き残ってもいい。 向こうの僕が残るなら、僕のこの泥臭い苦労の味を教えてやればいい。「人生そんなに甘くなかったぞ」って。 こちらの僕が残るなら、向こうの華やかな成功体験を笑い飛ばしてやればいい。「まあ、結局こっちの適当な暮らしも悪くないよ」って。

23時59分。 僕はベランダに出て、夜風に当たった。 遠くで街の明かりが静かに揺れている。向こうの世界でも、同じようにベランダに出て空を見上げている「僕」がいるはずだ。

「じゃあな、向こうの俺。……あるいは、よろしくな」

時計の針が、ゆっくりとテッペンを跨いだ。

世界が、ふっと白い光に包まれる。 消えるのはどっちだ? 勝つのはどっちだ? まぶたの裏で、見たこともない豪華な部屋の情景と、見慣れたこの狭い部屋の風景が、絵の具のように混ざり合っていく。

次に目を開けたとき、僕がどちらの部屋に立っていたとしても、 きっと僕は、新しくて少しだけ欲張りな自分として、笑ってみせると思う。