いわゆる双極性障害なんですが、
52年生きてきて振り返ると、自分には昔から極端な波があった。
突然やる気が湧いて人生を変えようと走り出す。
その一方で、何もしたくなくなり、連絡先を消し、人間関係を切り、すべてをリセットしたくなる。
心療内科へ通い始め、自分の状態を客観的に見つめる機会が増えた。
そこで思った。
「病名が何であれ、自分の特性と付き合うしかない」
今日はそんな話を書いてみたい。
若い頃から繰り返してきた極端な行動
振り返ると、私は昔から極端だった。
高校卒業後は浪人。
親に内緒で上京し、新聞配達をしながら予備校へ通った。
その後も転職を繰り返し、カナダへ行き、ニュージーランドへ行き、会社を作り、失敗し、自己破産も経験した。
もちろん挑戦したこと自体は後悔していない。
むしろ行動したからこそ今こうして発信できている。
しかし問題は、その行動の振れ幅だった。
やる気が出ると止まらない。
寝なくても平気な気がする。
未来が明るく見える。
「何とかなる」と本気で思う。
そして走り続ける。
ところが、ある時突然エネルギーが切れる。
何もしたくなくなる。
人に会いたくなくなる。
すべてを投げ出したくなる。
私はこの繰り返しを何十年も続けてきた。
リセット癖の正体
以前、
「なぜ私は何度もリセットしてしまったのか」
という記事を書いた。
その中でも触れたが、私は電話番号を何度も変えた。
LINEも消した。
人間関係も切った。
仕事も辞めた。
住む場所も変えた。
その時はいつもこう思っていた。
「環境を変えれば人生が変わる」
もちろん環境を変えること自体は悪くない。
カナダへ行ったこともニュージーランドへ行ったことも、私にとって大きな財産になった。
しかし今思う。
本当に変えるべきだったのは環境ではなく、自分との付き合い方だったのかもしれない。
気分で人生を決めていた
私が一番反省しているのはここだ。
人生の重要な判断を、その時の気分で決めていた。
調子が良い時は強気になる。
調子が悪い時は絶望する。
そして、その時々の感情を真実だと思い込む。
でも実際には違った。
絶好調の日の自分も本当の自分ではない。
絶望している日の自分も本当の自分ではない。
どちらも一時的な状態だった。
52歳になってようやく気づいた。
人生は気分で運転してはいけない。
今やっていること
では今どうしているのか。
特別なことはしていない。
むしろ地味なことばかりだ。
神社へ行く
最近の私はよく神社へ行く。
神頼みと言われるかもしれない。
実際、神頼みもしている(笑)。
でも目的はそれだけではない。
朝外へ出る。
歩く。
深呼吸する。
静かな時間を持つ。
これだけでも頭が整理される。
生活リズムを整える
私は今でも睡眠が乱れる。
夜更かしもする。
理想通りにはいかない。
それでも諦めずに改善を続けている。
若い頃は気合いで何とかしようとしていた。
今は違う。
まず寝る。
まず食べる。
まず歩く。
そこからだと思っている。
ChatGPTを使う
最近はChatGPTにも助けられている。
頭の中が散らかっている時。
不安でいっぱいの時。
過去を整理したい時。
一人で考えるよりも、言葉にして整理できる。
AIに人生相談する52歳なんて少し前なら想像もしなかった。
でも今の私には大切な相棒だ。
完璧を目指さなくなった
若い頃の私はゼロか100だった。
完璧にできるか。
完全に失敗するか。
その二択だった。
だから続かなかった。
今は違う。
神社へ行けたら合格。
散歩できたら合格。
英単語を1個覚えたら合格。
ブログを1行書けたら合格。
そんな感じだ。
小さな成功を積み重ねる方が、人生は意外と前に進む。
病名より大切なこと
一つ言えることがある。
病名が人生を変えるわけではない。
自分の特性を理解し、自分を壊さない生き方を覚えることの方が大切だ。
52歳になった今、私はようやく自分の取扱説明書を作り始めている。
まだ完成していない。
むしろ未完成だ。
それでも昔よりは少しだけ自分を理解できるようになった気がする。
そして、それだけでも十分な前進だと思っている。
おわりに
昔の私は何度も人生をやり直そうとした。
でも今は思う。
人生はリセットするものではなく、アップデートするものなのかもしれない。
失敗も後悔も消えない。
だけど、それらを材料にして次の人生を作ることはできる。
私は今、その途中にいる。
そして次回は、その人生の中でも特に大きな失敗だった出来事について書こうと思う。
暗号資産詐欺で300万円以上を失った話だ。
なぜ私は騙されたのか。
何を学んだのか。
そして今どう考えているのか。
そんな話を書いてみたいと思う。
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