氷河期世代と英語コンプレックス|TOEIC695の私が50代で気づいたこと

「英語ができる人はすごい。」

そんな思い込みを、私は長い間持っていました。

氷河期世代として就職活動を経験し、学歴コンプレックスも抱え、英語にも苦手意識があった。

だから海外で働く人や流暢に英語を話す人を見るたびに、「自分とは違う世界の人だ」と感じていました。

しかし52歳になった今、改めて振り返ると、その考えは間違っていたと思います。

英語ができる人とできない人の差は、才能ではなく「行動したかどうか」だったのかもしれません。

今回は、氷河期世代の私が抱えていた英語コンプレックスについて書いてみたいと思います。


氷河期世代は英語が苦手だったのか

私が学生だった1990年代前半。

英語教育は今とは大きく違いました。

授業の中心は文法と読解。

テストで点数を取るための英語でした。

実際に英語を話す機会など、ほとんどありません。

だから英語は「勉強するもの」であって、「使うもの」ではなかったのです。

さらに氷河期世代は就職難の時代。

「英語を学んで海外へ行こう」

そんな余裕を持てる人は少なかったと思います。

私自身も英語は苦手でした。

TOEICも最初は405点。

英語を話せる未来など想像もできませんでした。


学歴コンプレックスと英語コンプレックス

私は2浪しました。

東進ハイスクールに通い、その後は新聞配達をしながら代々木ゼミナールへ。

第一志望だった慶應義塾大学環境情報学部と早稲田大学商学部を受験しましたが、結果は不合格でした。

その経験は長く心に残りました。

学歴コンプレックスです。

そして不思議なことに、学歴コンプレックスと英語コンプレックスはよく似ています。

「自分には無理」

「どうせ才能がない」

「今さらやっても遅い」

そんな言葉を自分自身に言い続けてしまうのです。

でも実際は違いました。

人生経験を重ねた今だからこそ分かります。

コンプレックスは現実ではなく、自分が作った思い込みの場合が多いのです。


英語力がないままカナダへ行った

27歳のとき、私はワーキングホリデーでカナダへ行きました。

正直に言えば、英語力は十分ではありませんでした。

それでも行きました。

バンクーバーで銀行口座を開き、語学学校へ通い、その後は16時間バスに乗ってエドモントンへ移動。

仕事を探し、部屋を探し、生活を始めました。

当然、失敗もたくさんありました。

電話が聞き取れない。

言いたいことが言えない。

面接で緊張する。

それでも毎日英語を使わなければ生きていけません。

すると少しずつ変わり始めました。

英語は勉強ではなく、生きるための道具になったのです。


TOEIC695でも外資系から声がかかった

帰国後、最終的なTOEICスコアは695点でした。

900点でもなければ800点でもありません。

中途半端と言われるかもしれません。

しかし後年、TOEIC695の私にも外資系案件の紹介が来ました。

人材紹介会社から連絡をもらい、外資系企業の案件に接点を持つこともできました。

ここで気づいたことがあります。

企業が見ているのは点数だけではないということです。

海外経験。

コミュニケーション能力。

行動力。

異文化適応力。

そういった部分も評価対象になります。

英語力は大切です。

でも英語力だけが全てではありません。


AI時代は英語コンプレックスを終わらせるチャンス

今はChatGPTがあります。

翻訳もできます。

英会話練習もできます。

英文添削もできます。

私自身、毎日英語ジャーナリングを続けています。

もし27歳の頃にChatGPTがあったら、もっと早く英語力は伸びていたと思います。

だからこそ、50代でも遅くありません。

むしろAI時代は、英語コンプレックスを克服する絶好のタイミングです。

完璧を目指さなくていい。

少しずつ使えばいい。

それだけで十分です。


氷河期世代はまだ終わっていない

氷河期世代には多くの人がコンプレックスを抱えています。

学歴。

収入。

キャリア。

人間関係。

そして英語。

でも私は思います。

過去は変えられなくても、未来は変えられる。

私自身、52歳になってブログを書き、SNSを始め、AIを学び、英語を続けています。

決して順風満帆ではありません。

それでも前に進んでいます。

“I am preparing for the next season of my life.”

私は人生の次の季節に向けて準備しています。

もし今、英語コンプレックスを抱えている人がいるなら伝えたい。

英語ができるようになってから行動するのではありません。

行動するから英語が身につくのです。


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