第一○商に入って社会を知った|高卒だった私が学んだ5つのこと
私は2浪した。
大阪の東進ハイスクールで1年。
その後、世田谷区で新聞配達をしながら代々木ゼミナールに通った。
浪人2年目は、慶應義塾大学環境情報学部と早稲田大学商学部だけを受験したが、不合格だった。
当時は大きな敗北感があった。
周囲が大学へ進学する中、自分だけが取り残されたような気がしていた。
そんな私が就職したのが、まだ上場前だった第一○商だった。
今振り返ると、私は大学ではなく会社で社会を学んだのだと思う。
学歴よりも結果が求められる世界だった
学生時代は偏差値や学歴が評価基準だった。
しかし社会に出ると違った。
結果を出した人が評価される。
売上。
利益。
接客。
店舗運営。
社会は想像以上にシンプルだった。
どこの大学を出たかよりも、何ができるか。
最初は戸惑ったが、それが新鮮でもあった。
お客様は正解を教えてくれない
学生時代のテストには答えがある。
しかし接客には正解がない。
同じ対応でも喜ぶ人もいれば、不満を持つ人もいる。
マニュアルだけでは通用しない。
相手を観察し、その場で考える。
私はそこで初めて「仕事は人と人との関係で成り立っている」と知った。
店長になって責任の重さを知った
ありがたいことに店長も経験させてもらった。
店長になると景色が変わる。
売上だけではない。
スタッフ教育。
シフト管理。
クレーム対応。
店舗の雰囲気づくり。
自分一人が頑張れば良い世界ではなかった。
人を動かすことの難しさ。(部下が優秀で助けられた)
そして感謝される喜び。
多くのことを学ばせてもらった。
社会人になって初めてお金の価値を知った
学生時代は親のお金で生活していた。
しかし社会人になると違う。
自分で働いて給料をもらう。
家賃を払う。
食費を払う。
税金も払う。
初めてお金を稼ぐ大変さを知った。
今思うと、若い頃からもっとお金について学ぶべきだったと思う。
後の人生で私がお金に苦労することになるのも、この頃の知識不足が影響していたのかもしれない。
社会人としての土台はここで作られた
私は大学には行かなかった。
そのことを長い間コンプレックスに感じていた。
しかし今なら言える。
私にとっての大学は第一○商だった。
接客。
マネジメント。
責任感。
コミュニケーション。
社会人として必要な基礎を学ばせてもらった。
もちろん失敗もたくさんした。
しかし、その経験があったからこそ、その後の転職や海外生活にも挑戦できたのだと思う。
まとめ|学歴コンプレックスを超えて見えたもの
20代の頃は学歴がないことを気にしていた。
「大学へ行っていたら違う人生だったのではないか」
そんなことも考えた。
しかし人生を振り返ると、遠回りに見えた道も無駄ではなかった。
社会に出て学んだこと。
失敗したこと。
人との出会い。
それらが今の私を作っている。
もし学歴で悩んでいる人がいるなら伝えたい。
人生は学歴だけでは決まらない。
大切なのは、そこから何を学び、どう行動するかだと思う。
私は今も人生を学び続けている。
そして人生の次の季節に向けて準備している。
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