学歴コンプレックスを引きずった話|高卒の私が52歳でようやく手放せたもの
私は長い間、学歴コンプレックスを抱えて生きてきた。
高校卒業後、2年間浪人した。
第一志望だった大学には合格できず、そのまま高卒で社会へ出た。
社会人になれば学歴なんて関係ない。
そんな言葉を何度も聞いた。
しかし実際には、私の中で学歴コンプレックスはなかなか消えなかった。
今回は、私が長年抱え続けた学歴への劣等感と、52歳になってようやく気づいたことを書いてみたい。
学歴の話題が出るたびに心がざわついた
社会人になると不思議なことが起きる。
誰も学歴の話をしていないのに、自分だけが気にしてしまうのだ。
新しい職場。
取引先との会話。
飲み会。
何気ない雑談。
「〇〇大学なんですね」
そんな会話が聞こえるだけで少し緊張した。
誰かに馬鹿にされたわけではない。
それでも、自分の中で勝手に比較してしまっていた。
高卒という事実よりも、自分自身がそれを受け入れられていなかったのだと思う。
学歴コンプレックスの正体は比較だった
今振り返ると、苦しかった原因は学歴ではなかった。
比較だった。
有名大学出身者を見る。
自分と比べる。
落ち込む。
そんなことを何度も繰り返していた。
しかし比較には終わりがない。
学歴で勝っても年収で負ける。
年収で勝っても健康で負ける。
健康で勝っても家庭環境で負ける。
人生は比較ゲームを始めた瞬間に苦しくなる。
私は長い間、そのゲームから抜け出せなかった。
高卒でも人生は予想外に広がった
ところが人生は面白い。
私は高卒だった。
それでも運よく、中途採用で上場前の企業へ入社した。
管理職も経験した。
27歳でカナダへ渡った。
その後ニュージーランドでも生活した。
英語も学んだ。
TOEIC695まで伸びた。
飲食業界で働き、たくさんの人と出会った。
今はブログやSNS、AIにも挑戦している。
若い頃の私は、大学名が人生を決めると思っていた。
しかし実際には違った。
人生を変えたのは学歴ではなく行動だった。
コンプレックスがあったから努力できた
今だから言えることもある。
学歴コンプレックスは悪いことばかりではなかった。
悔しさがあった。
見返したい気持ちもあった。
だから勉強した。
だから挑戦した。
だから海外にも行った。
もし最初から全てに満足していたら、そこまで動かなかったかもしれない。
コンプレックスは苦しい。
でも人を成長させるエネルギーにもなる。
問題は、その感情に支配され続けることだと思う。
52歳になってようやく分かったこと
52歳になった今、ようやく思える。
人生で本当に大切なのは肩書きではない。
どんな経験をしてきたか。
どんな失敗をしてきたか。
どんな挑戦をしてきたか。
その積み重ねの方がずっと価値がある。
受験の結果は20歳前後の出来事だ。
しかし人生は80年近く続く。
たった数年の結果だけで、自分の価値を決める必要はなかったのだ。
今、学歴コンプレックスを抱えている人へ
もし今、学歴で悩んでいる人がいたら伝えたい。
その気持ちはよく分かる。
私も何十年も引きずった。
でも人生は学歴だけで決まらない。
社会に出ると、学び直しもできる。
資格も取れる。
副業もできる。
海外にも行ける。
AIだって学べる。
人生は卒業式で終わらない。
むしろそこからが本番だ。
だから焦らなくていい。
他人と比較しなくていい。
昨日の自分より少し前進できれば十分だと思う。
まとめ|人生の価値は肩書きでは決まらない
私は長い間、学歴コンプレックスを抱えていた。
しかし今振り返ると、その経験も人生の一部だった。
高卒だったからこそ見えた景色もある。
遠回りしたからこそ出会えた人もいる。
そして失敗したからこそ発信できることがある。
人生は学歴だけでは決まらない。
何歳からでも学び直せる。
何歳からでも再起動できる。
私は52歳の今、それを実感している。
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